二つ柳の家
二つ柳の川沿いの分譲住宅地に建つこの家は、コンパクトでありながら広さを感じさせるような相反する条件を満たす事を目指して計画された30坪に満たない大きさの住宅です。若いご夫婦は大変割り切った考え方で、家具は持たず余分な食器や飾り物も排除し、その分空間にゆとりを持つことを考えました。広めの一階玄関を入ると斜めにリビングの入口があり、LDKは全体で12帖、奥の予備室を加えると16.5帖の広さがあり、又北側の階段下が素通しになっているため想像以上の広さを感じる事が出来ます。二階に上ると子供室と寝室があり、上りきった場所のフリースペースからは吹き抜けにかかるメッシュのブリッジを通って南面の外部バルコニーへ通じています。発表会の日には大勢の子供たちがこの建物内で二階へ上ったりバルコニーへ出たりして遊びまわったのをよく覚えています。

